昨日は、23日(木)に開催する

 「ジョブ型人事制度のセミナー&説明会」

の資料を作成していました。

無料のセミナーとはいえ、90名以上の方にお申込みをいただき
ましたので、多くの皆さんに役立つ話をしなければと思い、
かなり気合を入れて資料を作り込みました。

しかし、1時間程度の限られた時間でお話をするとなると、
なかなかテーマ選びが難しいかったというのが正直なところ。

いろいろと悩んだ結果、今回のセミナーでは

 「中小企業にとって本当に良い人事制度とは何か?」
 「何のために人事制度を導入するのか?」

という、「本質的なテーマ」に切り込むことにしました。

ご参加される方は、どうぞ楽しみにしていて下さいね。

さて、私は中小企業が人事制度を導入する一番の目的は、

 給与を決めるための仕組みを作りたい
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ということだと思っていました。

中小企業の経営者には「給与の決め方」で悩んでいる人が多い
ですから、その解決策として人事制度の導入を提案するという
のは、ビジネスとしても理にかなっていると考えていました。

ですから、私はこれまで、そうやって人事制度の提案をして、
契約を獲得してきたのです。

また、人事制度の目的が「給与を決めること」だとすると、
そのために必ず導入しなければならないものがあります。

それが「評価制度」です。

別の言い方をすれば、

 給与を決めるためには「評価」をしなければならない
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ということです。

しかし、ここに大きな「落とし穴」があったのです。

それは、給与を決めるための手段であった評価制度が、
いつの間にか目的になってしまい、

 「人事制度といえば、人事評価をすること」

と誤解されるようになってしまったことです。

でも、ぶっちゃけた話、評価制度がなくても給与を決める
ことはできます。

たとえば、かなり乱暴な方法ですが、

 「当社の社員の給与は全員一律で30万円」

という決め方でも構わないわけです。

ただ、これだと仕事ができる人も、そうでない人も同じ給与
になってしまうという問題が生じてしまいます。

そうなると、デキる社員が給与に不満に感じて会社を辞める
リスクが出てきます。

そこで、経営者としては

 デキる社員にはより多く、
 ~~~~~~~~~~~~
 そうでない社員にはそれなりに給与を支払う仕組み
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 
が欲しいと思うようになるのです。
 

だから、人事制度(評価制度)を導入して、

 給与に合理的な格差をつけられるようにしよう
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ということになるわけです。

もちろん、

 人事評価によって給与を決めることが間違っている
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

なんて言うつもりはありません。

何を隠そう、私だってそうやって仕事をしてきたわけです
からね。

しかし、「人事制度=評価制度」という固定観念については、
そろそろ見直しをする必要があると思っています。

なぜなら、

 人事制度の本来の目的とは、
 ~~~~~~~~~~~
 社員が「やる気」を持って働き、仕事で成果を出し続け、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 会社の「業績がアップ」する仕組みを作ること
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

だからです。

別の言い方をすれば、人事制度を導入して、

 どんなに公平公正な評価ができ、
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 給与を適正に決めることができたとしても、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 会社の業績アップにつながらない制度だったら
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 まったく意味がない
 ~~~~~~~~~~

ということなのです。

そこで、これから求められるのが「ジョブ型人事制度」である、
と私は考えています。

もちろん、ジョブ型人事制度の導入には「課題」もあります。

その課題を解決するために、

 この10月から「ジョブ型人事制度研究会」を立ち上げる
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ことにしました。

詳しい内容につきましては、明後日のセミナー&説明会で
お話します。

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