一昨日に投稿したこちらの動画ですが、

 ★会社辞めます!残りの有休は全部消化します!
  https://vt.tiktok.com/ZSeekA5fk/

すでに35万回位再生されています!

TikTokの世界では、50万回以上再生されると「バズった」と
言われるみたいですが、今のところ「プチバズり」ですね。

ネガティブコメントに対しては、法的根拠を示して反論をする
ことも可能ですが、そこまでするのは大人げないと思って
ぐっと我慢をしています。

そんなことをすると「炎上」してしまう可能性もありますからね。

それに、ネガティブなコメントをしている人たちは、あまり深く
考えずにノリで書き込みをしていると思っていますから。

私が本当に伝えたかったことは、

 退職時に残っている有給休暇を取得することは、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 もちろん労働者の「権利ではあるけど、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 きっちりと業務の引継ぎができていることが前提。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 業務の引継ぎという「義務」を果たさずに、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 自分の「権利」だけを主張するのはマナー違反。
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ということです。

社労士の皆さんであれば、私の言っていることは当然だと理解
していただけると思いますが、一般人の感覚はどうもそうでは
ないようですね。

特に、「マナー」という言葉に過剰に反応している人が多い
印象です。

 「法律違反していないので、マナーとか関係なくね?」
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 「有給休暇を取らせないなんで労働基準法違反だ!」
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

みたいな意見が大多数です。

しかし、法的に考えても、退職時の業務引継ぎというのは
労働契約に付随する労働者の義務であるとされていますので、
業務の引継ぎを行わなかったことによって会社が損害を受けた
場合には、損害賠償の請求だってできることになります。

もっとも、会社としてそれを証明することは難しいので、
結局のところ会社が泣き寝入りするしかないのですが・・・。

あるいは、会社の対抗策としては、休日出勤を命ずるという
こともできるでしょう。

有給休暇の取得を妨げることはできませんが、有休を取得する
ことができない休日に、業務命令として出勤させ引継ぎ資料を
作成させることはできます。

また、有給休暇を買い上げるという方法もあるかもしれません。

一方、社員の立場として考えても、前職を円満に退職しないと
次の職場で変な噂が流れて、仕事の支障をきたすことだって
考えられます。

まぁ、このようなことを総合的に考えると、結局のところ

 権利ばっかり主張するのではなく、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~
 お互いに歩み寄って着地点を見つけるのが現実的
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ということになり、私はそのことを「マナー」という言葉で
表現したのです。

もっとも、たった30秒の動画でそんな深い話が伝わるはずもなく、
結果としてネガティブコメントの嵐となったわけです。

しかし、労働トラブルというのは他のトラブルと違って、
「白黒」をつけることが難しく、裁判などで決着をしたとしても
お互いに「痛み分け」になることの方が多いでしょう。

だからこそ、「法律」よりも「マナー」が大事なのではないかと
私は考えています。

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