制御機器を販売するキーエンスは、日本一給料が高い会社
として有名です。

社員の平均年収は、実に1751万円だそうです。
いいですか、「社員の平均年収」が1751万円ですよ!

これは日経500種平均株価銘柄の従業員100人以上の企業で
首位だそうです。

では、なぜこんなに給料が高いのか?

それについて、昨日の日経新聞に興味深い記事が掲載されて
いました。

記者の見解によると、キーエンスの強さは

 自社製品をどこよりも高く売る仕組み
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~

を確立していることにあるとのこと。

経営指標で言えば、一般に重視される営業利益よりも、
その前段階の粗利(売上総利益)を重視している点が
強さの源泉になっているのではないかと解説していました。

キーエンスの粗利率は、何と83%にもなっています。

これは、原価10万円のセンサーを顧客に50万円で買って
もらえることを意味しています。

ちなみに、一般的な競合メーカーの粗利率は18%。
これだと原価10万円の製品は12万円強でしか売れません。

キーエンスの社長は、

 「付加価値(つまり粗利)が8割を下回る製品は売らない」

と言っています。

では、なぜそんな強気な商売ができるのかというと、

 原価10万円の製品を50万円で売るということは、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 顧客の工場内で100万円以上のコスト削減効果を約束する
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

という前提条件があるからです。

その成果を、顧客とキーエンスで折半する、という発想
なのだそうです。

つまり、人件費を費用と硬直的に考える営業利益ではなく、
粗利を起点に据えているということ。

だから、粗利を大きくすれば従業員に対して手厚く配分が
できる(つまり高い給料が支払える)わけです。

これって、カッコよくないですか?

もちろん、キーエンスにはそれを実現させるための「仕組み」
がちゃんとあります。

これが「ビジネスモデル」です。

別の言い方をすれば、ビジネスというのは顧客に対して十分
な価値を「提供」することができれば、それに対して「正当」
な価格を堂々と請求できるということ。

反対に、あなたの事務所の報酬単価が低いということは、
顧客に対して十分な「価値」を提供できていないと考えるべき
でしょう。

顧客に対する「付加価値」を高めたいという方は、ぜひ12月
12日に開催するセミナーに参加して、ビジネスモデルについて
学んで下さい。

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