本日も日経新聞ネタです。

スポーツ選手が競技と両立しながら仕事でのキャリア形成も
目指す「デュアルキャリア」に注目が高まっているようです。

プロや実業団の選手は現役時代は競技に専念する分、
引退後の仕事を探すのが難しいと言われています。

しかし、デュアルキャリアが一般的になれば、そうした状況が
改善される可能性があります。

こうした動きが出てきた背景には、スポーツの世界でも以前の
ように「長時間練習」ではなく、「科学的なトレーニング」で
効率が重視されるようになったことがあるようです。

もちろん、企業における「働き方改革」が進み、多様な働き方
を導入する会社が増えてきたことも追い風になっています。

記事で紹介されていた方はフットサルの選手で、新卒で一般
企業に入り、ほぼフルタイムで働きながら競技も続けている
とのこと。

勤務先の企業の運動部でプレーする実業団ではなく、会社と
チームが別々の「二刀流」です。

フットサルの選手の大半はアマチュアで、運よくスポンサー
企業に就職できれば良い方で、非正規雇用で生計を立てる
選手も少なくなく、引退後に従事できる関連業務も限られて
います。

プレーに打ち込み続けた末いに「セカンドキャリア」に苦労
するリスクもあります。

そこで、競技と仕事が両立できる会社を探して入社したとの
ことです。

しかし、現実はやはり厳しく、最初は思うように行かなかった
ようです。

平日に週2回朝練があり、始業に間に合わない。

そこで会社と話し合い、午前中は1時間遅く出社し、代わりに
練習がない日は提示より長く働くことにしました。

ただ、この勤務体系では疲労がたまり体調を崩してしまいます。

2年目以降は、午前中は体のケアや疲労回復に専念するために
休みとして、一方で日々の終業時刻を少しずつ延長するなど、
より緩急をつけた働き方を会社に提案しました。

職場の理解もあり、この方は「二刀流」で活躍されています。

この記事を読んで、私は

 これからの企業はこういう人を支援するためにも、
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 「多様な働き方」をどんどん進めるべきだ
 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と思いました。

この人のケースは「競技と仕事の両立」ということがテーマ
ですが、育児や介護はもちろん、その他にも社員それぞれの
ライフスタイルに合った「両立」のカタチがあるでしょう。

企業がそれを応援することで、優秀な人材の確保や定着に
つながるのではないかと考えています。

そして、私たち社労士は、そうした制度を導入する支援を
すべきではないかと。

来年は「多様な働き方の推進」を支援するための活動に、
より一層力を入れて行こうと思います。

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